無酸素運動と有酸素運動の違いについて

いきなりですが、無酸素運動と有酸素運動の違いをご存知ですか?

 

ただやみくもに運動をすれば良いというわけではなく、

 

個々の目的によってどの運動をすべきか判断が大切になってきます。

 

 

無酸素運動

 

エネルギーの発生に酸素を必要とせず、糖をエネルギー源として利用します。

 

全力もしくはそれに近い筋力を短時間で発揮しやすいのが特徴です!

 

筋肉量を増やし基礎代謝を高める運動であり、短距離走や筋力トレーニング、

 

ウエイトリフティングや投てきなどの短時間かつ運動強度の高いものがあります。

 

 

 

有酸素運動

 

酸素を使って筋肉を動かすエネルギーである脂肪を燃焼させることから

 

有酸素運動と言います。

 

脂肪を消費するため、体脂肪の減少や高血圧などに効果が期待できます!

 

代表的なスポーツは水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどです。

 

 

 

代謝回路

 

今から食べ物がエネルギーになるまでについて説明していきます!

 

食べ物は大まかに糖質、脂質、タンパク質に別れており、

 

それらを元にエネルギーとして私達の身体は動いています。

 

大まかに糖質は解糖系、脂質とタンパク質がTCA回路とクエン酸回路でエネルギーとして分解されていきます!

 

・ATPーCPr系

 

身体に元々あったエネルギーを使うため、運動直後に使われ、数秒で切り替わる

 

そのため、一瞬で力を出すような種目ではこの回路が使われる!

 

・解糖系

 

ATP-CPr系の後に、糖質をエネルギーとして、数秒間使われる。

 

高重量での無酸素トレーニングや中距離などで使われる。

 

・TCA回路・クエン酸回路

 

解糖系で使われて、残ったものがこの回路に入り、ほぼずっとこの回路が使われ続ける。

 

 

 

これらの違いは?

 

まとめると有酸素運動は酸素を使用し時間をかけて行う継続的な運動、

 

無酸素運動は酸素を使用せず短時間で行う強度の高い運動のことです。

 

それぞれの運動で使用するエネルギー源は、有酸素運動では脂肪酸、

 

無酸素運動では糖が主に利用されていきます!