トレーニングにおける「3原理」を紹介させていただきます!
みなさんにとっても、これを頭に入れた状態でトレーニングするのとそうでないのとでは
トレーニング効果に大きな差が出ることにつながるので、これを機に是非覚えていただければと思います!
トレーニングの3原理とは?
この3原理はどういったものかというと、
「過負荷」・「特異性」・「可逆性」の原理
の3つとなります!
これらは、人間なら誰しもが起こる「体の現象」を示していますので、
トレーニングをしている方には是非とも知っていただきたい内容となっております!
過負荷の原理
まずは、過負荷の原理です!
(別名、オーバーロードの原理ともいいます。)
これは、簡単にまとめるとどういうことかというと、
「日常生活以上の負荷を与え、体をその負荷にも耐えられるように適応させていく」
といったものになります!
私たちの体には、体にかかる負荷の強さに適応しようとする機能を持っているため、
普段の生活でかかる負荷が弱いと、今後歳をとっていった時に骨格筋や骨をはじめとした
体の機能が落ちやすくなってしまいます…。
私たち人間の体は、20歳をピークに徐々に衰えを見せ始め、
50歳を超えるとその低下スピードも速くなってくるといわれています。
ですので、普段どんなに運動している人でも、年齢が増すにつれて徐々に体力は
衰えているので、我々トレーナーにも同様のことが起きているということです
そのため、日頃なかなか運動習慣がない人はその体力低下に拍車をかけてしまっている
状態になります。
そこで、トレーニングにより日常生活以上の負荷を与えることで
骨や筋肉などもその負荷に適応しようとするため、体力の衰えるスピードを緩やかにすることができます!
特異性の原理
次に、特異性の原理についてです!
この原理は、
「単にトレーニングを行うにしても、目的によって必要なトレーニングの要素は変わってくる」
といったものになります。
トレーニングを行う目的は人によって異なります。
ですので、万人共通で絶対に効果が出るトレーニング方法は存在せず、
様々な要素をその人の目的に合ったやり方にしていく必要があります!
例えば、筋肥大を目的とする場合、
8~12回で限界を迎える負荷設定でこの回数をこなす必要があったり、
疲れにくい体づくりに必要な筋持久力向上を目的とする場合、
12回以上行って限界を迎えられるくらいの負荷設定にする必要があります。
このように、それぞれの目的に即したやり方で行うことができないと、
目的達成に対しても遠回りをしてしまうこととなります。
(負荷設定が異なっていたとしても、それによって効果が完全に無くなるわけではないので、
たとえ最適なトレーニングでなかったとしても、やらないよりはマシです!)
みなさんの目的達成のためにどのようなトレーニングが必要になるかは、
私にどんどん聞いてください!
お客様のために、分かりやすくお答え致します!
可逆性の原理
最後に、可逆性の原理についてです!
これは、今回紹介させていただいている3原理の中でも、個人的には最も重要だと
考えているものなのですが、
「トレーニングをやめてしまうとどんな人でも筋肉量が元の状態に戻ってしまう」
ということを表しています。
もちろん、それまでのトレーニング頻度や継続期間などによって
筋肉量の落ちるスピードも個人差はあるのですが、
およそ2週間〜、早い人だと1週間トレーニングしない期間が続いてしまうだけで
せっかくのトレーニングの効果がむしろマイナス方向に傾いてしまいます…。
そのため、
・いかに継続してトレーニングを行うことができるか?
・いかに運動を習慣化することができるか?
によってトレーニングの効果も変わってきます!
ですが、急に頻度を増やすというのも酷な話にはなってしまうかと思いますので、
トレーニングを始めたばかりの人に対して、たかトレでは
「週2回」のトレーニングをおすすめしております!
そこでまず、ウォーキングでもジョギングでもいいので、
運動という「習慣」を日常の中になんとか組み込んでいただき、
より高い効果を出していくために徐々に頻度を増やしていければと考えております!
最後に
いかがだったでしょうか!?
何も考えずにトレーニングを行うより、こういった根本の考えを知っていただき、
今後のトレーニングでより身が入った状態で行っていただければと思います!
なんとかして今まで続けてきた、もしくは最近始めたトレーニングによる努力を無駄に
しないように工夫を凝らしていきましょう!
私も全力でサポート致します!
それでは!